参加者のみなさんが帰られる日。朝7時から愛農高校の生徒さんによる朝市をしていただきました。生徒さんが心を込めて育てた無農薬野菜やお味噌、ジャムなどが並びました。愛農の無農薬の貴重なぶどうは注文で発送していただくことになりました。すべてキャンパス内で収穫したものが並び、とてもありがたい気持ちになりました。
みんなでいただく最後の朝食。気がつけば、配膳の準備をすべて幼稚園と小学校1年生の3人だけですべてしてくれていました。毎日こどもたちも一緒にお手伝いをしてもらっていましたが、それが習慣となりとてもうれしく思いました。
参加者の方は各自午前中に家に帰られます。途中に食べていただけるようにと、やまと薬膳のみなさんが、こころを込めて、玄米の海苔巻き弁当を作ってくれました。
お別れのとき、スタッフみんなからの寄せ書きをお渡ししました。「また来年会おうね。」「またここに、帰るってくるね」と手を握り、ハグをしてお別れ。みんな、とってもお別れがさみしくて、涙が目にうかびます。「またね~~」と手を振り、車がみえなくなるまでお見送りをしました。
1週間という短い間ではありましたが、「こどもを守りたい」「こどもが健康で幸せになってほしい」「そのためには自分自身がこころも体も健康で幸せでありたい」「家族が笑顔でありたい」と感じているお母さんたち。同じ思いで、互いに励まし合い、助け合える仲間としてつながることができたこと、うれしく思います。
みなさんが帰られたあとは、あと1日スタッフは泊まり込んで
、大掃除。お借りしていた施設をみんなできれいにしました。
伊賀市にあります自然豊かな愛農高校の同窓会館やさまざまな施設をを1週間おかりできたこと、とてもありがたかったです。愛農の校長先生、愛農会の皆さまにお礼のご挨拶をして、その後スタッフでの反省会をして、無事終了をしました。
1週間、みんなで過ごした大家族。食と暮らしのことを学び、体をたくさん動かし、一緒につらかったときの話を聞き合い、涙を流し、たくさん遊んで、たくさん一緒に笑いました。食と暮らしを整え、お手当を学び、体内のデトックスを体験され、感じていただきました。福島に帰ってからも、そしてどこにいても、ここで学んだことを1つでもお家でも取り入れいけたらいいなと感じています。そして少しでも笑顔で暮らせる日々であれたならいいなと思っております。